お悩みマンの未来日記

今感じたことを未来につなげるために、1人の働き人として役立つ記事を発信します。

走ることについての考察

最近たまにランニングをするようになった。野球部だった僕は、人に勝てる競技といえば、持久走しか思いつかないぐらいで、学年でも上位の部類に入っていた。

 

しかし当の本人は「走ること」について、つらいというものでしかなく。「走らされている」という感覚をずっと持っていた。だからマラソン大会など自ら出てみたいなどとは全く思えなかったのだ。

 

野球部は、冬の間はシーズンオフとなる。その間の練習といえばもっぱら「走り込み」だ。これがまたつらい。人との競争と相手との競争で楽しいなどと一度も思ったことはなかった。その時代をいわばずっとひきづっていたのだった。

 

季節はめぐり、友達に誘われ皇居デビューを果たすこととなった。すでに引退してから数年は立ち、運動不足から数100mで息切れをする始末であったが、どういうわけが楽しいと思えた。

 

仕事のこと、恋愛のこと、様々な話をしながら、僕は走ることの楽しさを初めて感じたのだった。偶然ではあるが思わぬ発見をもたらした。

 

走ることで人とつながることが出来る。今まで競争するための手段でしかなかった走るということが、「人とつながる」手段に置き換わったとき、とてつもない幸福をもたらした。

 

競争の世界に身を投じてきたあの時とは違い、つながりの深さを感じながら今を生きている幸福感。

 

僕にとって「走ること」は今、健康増進と「人とのつながり」をもたらすとても強いツールになっていると感じる。

 

11月半ば、人生初の自主参加のマラソン大会に出る。そこで自分はどんなことを感じるんだろうか。