風がおもむくままに。
こんなはずではなかった。
社会人となって誰もが一度は思うことだろう。
理想の自分と現実の自分とのギャップに苦しみ、いつのまにか
何をやっているかわからなくなる。
現実を変えようとなんとか努力できる人間もいればそうでない人間もいる。
そうでない人間は、しょーがないと諦め、やがて考えることをやめる。
目的を見つけるというのは、人生で成功をつかむために大事なことだ。
そして今やっていることを未来につなげていく。尊いプロセスだ。
ただその手段が自分の興味と外れているものだとしたら、人は頑張れるのだろうか❔
中には割り切れる人だっているだろう。
ただその目的を達成してしまった時、その人はいったいどこに向かうのだろうか❔
プロ野球選手になる夢を達成した人間はその後の人生幸せに生きていけたか?
と問われたら、すぐには返答ができない。
上ばかりをみていると、石にぶつかって転んで大怪我をしてしまう。
大事なのは、1歩1歩づつ確実に丁寧に足を踏み出すことだ。
そして今自分が置かれている環境に感謝し、その中でできることを1つ1つ丁寧にこなしていく。
今はつぼみかもしれない自分の思いが、いつかは咲くものだと信じて。
信じて、そして、チャレンジをやめないことだ。
Mr.Childrenの『終わりなき旅』の歌詞の一部にこんなメッセージがある。
誰の真似もすんな
君は君でいい
生きるためのレシピなんでない。
よい方向に吹く風を止めたくない。風が凪いでいる方向に気がおもむくままに
ありのままに今は進んでいきたいと思う。