何かを始める際には、出口戦略を持った方がよい。
結構、自分は感情が先に働くタイプなので、「やりたい」と思ったら「すぐにやってしまう」タイプ。
よく言えば、後先考えず行動する。悪く言えば、先のことをあまり考えていない。
といえそう。
日々チャンスがいつどこで降ってくるかわからないし、本当に無数にある。
いわば、入口の門戸は無数に開かれている。
チャンスを掴み損ねてしまうのでは、と思いがちだが、
「それをやって自分はどうなっていきたいか?」
が本当に重要なのだと、今現在感じている。
資格を取るのも、就職してどこで区切りをつけるかも、つまり
「いつまでにどうなっていたいか?」
をはっきりさせておく方がよいだろう。
株式投資の世界にも「利益確定」タイミングと「損切り」のタイミングがあるように撤退のタイミングつまり、「出口戦略」を持ったやり方がとても重要になってくるだろう。
確かに、1年後の未来とか実際自分がこれからどうなるかなんて予測は難しい。
ただある程度、この出口を意識したものの捉え方はとても重要に思う。
先日こんな書籍に出会った。
「会社」「勉強」「お金」「結婚」 20代、いまから備える「出口戦略」 (Kobunsha Business)
- 作者: 野瀬大樹,野瀬裕子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/05/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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書籍の中では出口戦略の立て方として、以下の3つを意識することとしている。
- 長期的視点を常に意識する。(出口を決める)
- 複数の出口を準備できるようにする。(複線化の検討)
- 定期的に出口の再検証をする。(リバランス)
目の前のことに集中するのもよいが、先のことにとらわれず、一歩先を見る視点も同時に必要だということもわかるだろう。
このゴールデンウィークの時間はそういった「今後の自分の人生」の「出口戦略」についてもじっくりと考えるよい機会なのかもしれない。