コンプレックスって別に悪いことじゃない。
人とうまく話せない。そんな悩みがあって、どうにか話さないようにしようと心がけた。
話すこと、コミュニケーションをとることから逃げていたんだと思う。
どうしても話さなければならないとき、自信がなくて、とにかく苦しかった。
そんなとき、あることがきっかけで、コミュニケーションは話すだけでないことを知った。
「 書いて伝えることも、コミュニケーションの一部なんだ。」
そのことを試したら、伝わることがなんだかうれしく感じられた。
書いて伝えること。これは僕の武器だといえるようになった。
コンプレックスは欠点ではない。むしろ創意工夫でなんとかなるんだと自信が持てた。
【解説】
僕は話すのが苦手です。それは社会人となった今もそうです。
うまく話せなくて、怒られる。自信を無くすの負のスパイラルでした。
書いて伝える。そのきっかけになったのが一冊の本です。
- 作者: 岩瀬大輔
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/09/01
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その項の中で、「質問はメモを見せながら」という項目がありました。
書いて伝える。事がいかにメリットがあるか書いてあったのです。
つい先日、開業前からお世話になっている社外の人と昼食をご一緒しました。そのとき「一応ちょっと考えてきたからさ」といって、お店のカウンター席で、一枚の紙を渡してくれました。<中略> A4用紙3分の1程度の大きさの、箇条書きのシンプルなものでしたが、その人は3つの助言をわざわざ紙に書いてきてくれたのです。理解しやすかったと同時に、うれしさを感じたことを覚えています。思考を伝えるには、紙に書くことが望ましいと再認識しました。言葉が紙に残されていることで、思考も残るからです。
書いて伝える。ことがこんなに相手に伝わるものなのか。それを知った翌日試してみたら、
先輩社員から、「こんな方法もあるんだな。とても分かりやすい。ありがとう。」とお褒めの言葉をいただいたものです。
ビジネス上のコミュニケーションって結構話すことが多かったりします。
でも結構忘れてしまったりすることもあります。
そんなときこそ、メモ書きで要点をまとめて伝えてみるということが、逆に効果的だったりします。
今コンプレックスを感じていても悪いことではないのかもしれません。
僕は、話すことが苦手だったからこそ、書くということに希望を見いだせたと思っています。