自分の強みとは
自分の強みって何だろうか?
野球しかしてこなかった自分にとって野球をとったときに残る強みなんてあるのだろうか?
強みがうまく言語化できない。強みを仕事をしたいと思うのに、何だか分からない。
そんな焦りがずっと心の中にあった。
強みが自分が自然としていることなんだと気付くようになったのは、人に自分の体験を話してみたことだった。
そうしてわかった。自分の強み。
他人には考えられないことでも自分が当たり前にやってしまうところ。
強みというのは、スキルではなくその人自身の、独自性。アイデンティティ。自分軸。
自分のコンパスをしっかりと目的地に向けよう。その方がきっと安心して進めるでしょう?
【解説】
先日とあるイベントに参加してきました。
そこでは、自分のこれまでを振り返り大きな転換点や自分の体験などを赤裸々に語るワークを体験しました。
最終的に参加者の方がどういう人間なんだろうというのを探るのがこのワークの目的だろうとは思います。
参加者の方々の話を聞いていて、それぞれの体験の中からその人なりの独自性が何となく分かってきてとても刺激的でした。
私もフィードバックをされ、逆にフィードバックをし返しましたが、自分では当たり前にやってしまうところでも「他の人にはすごい」と思う点があるのかなと感じました。
私はずっと小学生から高校まで通算11年間も野球をやっていたのですが、ほとんどの期間、レギュラーにもなれず、ベンチを温める日々でした。
それでもやめなかったのは、野球が好きだったから。中学や高校はまわりのレベルも比較的高く、レギュラーになれることは難しかったことも関係していますが、僕はそれよりも野球というスポーツの奥深さに気付き、もっと追求したいと思っていたんです。
当時は「試合に出てヒットを打つ。」僕はレギュラーになることよりもそれを優先して追い求めていた気がします。
たとえ輝かなくても、「自分が好きなことを地道に追い求めていく。」それを本能的に選択していたのかもしれません。
「自分の好きなことを追い求めていく。」そういったことを言語化してもらったことに気付き、もっと自分のことを話すことも重要なんだろうと思いました。
自分の強みって何だろうなと、考えると堂々巡りになってしまいますが、他者に自分の体験などを話してみると案外自分のことがはっきりと見えてくるのかもしれません。