興味を持って調べてみると、見えていなかった世界が見えてくる。(お金編)
最近興味を持ったこと
ここ2ヶ月ぐらいだろうか、本当に真剣にお金に向き合うようになった。
日々の収支、資産運用、老後のお金、金融商品との付き合い方・・・etc
特に僕は今から2年ぐらい前までキャッシングのお世話になっていた口の人間でお金に無頓着だった。大学の2年から足掛け5年、簡単にお金が借りれるからという理由で安易な気持ちで始めたのがきっかけだった。
またコンビニのATMで何度も引き出しており、手数料をぼったくられていたことにも気づかずに生活をしていた。
そういう情けない状況から早く脱出したくて、お金との付き合い方を考えるようになったのかもしれない。
年末の出来事
年末実家に帰って、本当に資産構築の必要性を感じずにはいられない出来事があった。
以下の2点である。
・祖母の老人ホームへの入居
・父親の退職and年金生活の突入
祖母は軽度の認知症を患ったらしく、費用も毎月数十万単位でかかってくると聞いた。親父は定年退職を迎えており数年嘱託で働いていたが、今年でやめるという。
親父も子どもが独立して働いているため、すでにお金を子どもの教育に使う必要もない。悠々と老後を謳歌したいのだろう。ゴルフバックが3つにもなったと母親が愚痴を言っていた。
母親は、某銀行の定期預金がいいと言って、新たに銀行口座を作ったらしい。金利を聞いてみると、0.3(何年でかは忘れたが)だという。
これでは貯蓄はほとんど増えず、貯蓄を取り崩すばかりではないか、と感じた。
団塊の世代の今の現実が我が家を呑み込もうとしているような気がした。
(もちろん対策をしている方はいらっしゃると思うので、ご容赦ください)
1年前にはこんな会話などしなかった。
興味を持って色々と調べて考えてみたからこそ、色々と聞けたんだと思う。
・「祖母の老人ホームへの入居費用」、「父親と母親の月単位の年金支給額」・・・
全く現実に見えていなかったことが、徐々に見え出してくると、社会を見る目だとか視野が少しづつ広がるのを感じる。
何事も「興味」から事は始まるのだと感じた。
最近あるFPの方と話をしたことがあるが、老後のための資産形成はやはり早いうちから手をつけたほうがよいらしい。
20代あるいは30代初めぐらいがちょうどよいと。
ちなみに作家の橘玲氏はこんなことを言っている。
最終的には誰もが一人の投資家になると。
たとえ興味がなくても・・・。