12月3日日経新聞気になった記事
投資マネーがアメリカに回帰とのこと。
新興国やユーロが米ドルに流れ、ドルの一極集中が起きている状況。
米財務省対外証券投資データによれば、
これまで09年から5年半で9500億ドル(92兆円)の資金が米国外に流出していたが、2014年7月〜今年9月にかけて2300億ドル(23兆円)、およそ3分の1の資金が再び米国内に還流しているとのこと。
起点はやはり米国の利上げ観測が強まっていることにあるが、懸念事項もある。
それは、諸外国のドル調達コストが高まっていることや新興国の経済にも影響を及ぼすことにもなりかねないことだ。
また利上げによる米国内輸出企業の採算を圧迫させるおそれがあるため、非常に舵取りが難しくなりそうとのこと。
これにより円高が加速するか、一部には1ドル130円になるのではとの予測もあるが、果たして。