表と裏
コインにも表と裏があるように、人も表と裏がある
。
表の自分は、そこで求められている役割を忠実に演じようとするが、ときたま裏の自分がそれを制しようとする。
どちらが正解なのか?こうしなければならない。って言う場合は、多分表が正解なのかもしれない。
しかし、こうしたいと言う場合は、もしかしたら裏が正解なのかもしれない。
重要な事象はもしかしたら、舞台で起こっているのではない。もっと重要なことは舞台裏で起こって来るのもか知れない。
【解説】
大事な判断、決断をするとき、どちらが正しいのだろうかと考えることがあります。
例えば仕事であれば、社会人である以上決められたルールに則って判断する場合は、ある程度表の自分を演じなければならないと思います。
しかし人生という中で考えれば、裏の自分がどう考えているか?というところも考える必要があるのではと思います。
特に今の世の中、決められたレールや役に立つ資格を則っていけば安心といわれる時代ではありません。
裏の自分が、つまり本当の自分が何を考えているか?それに向き合って考えていくことが今後は重要なことなのかもしれません。
表の自分と裏の自分のギャップを出来る限り少なくしていくこと。これがより良い生き方なのかもしれません。
もっというと世の中のこともです。表で起きている事象がすべてではないこと。むしろ裏で起きていることこそが重要なことではないかとも思うのです。
昨今のビットコイン騒動も、表の熱狂だけがとりだたさせている感じがしてなりません。
こうやって、富めるものはますます財産を増やし、破れたものは、脱落していく。これが今の世の中かもしれません。悲しい限りです。