絶望の中で気づいた人生を楽しむということ。
僕は絶望していた。周りが趣味を充実させ、その生き生きとした姿を見るたびに、
休日は友達と山登り!旅行先でこんないいものに出会った!
それを聞くたびに、自分のこれまでの生き様や無くした時間のことを振り返ってとてつもない虚無感に襲われるのだった。仕事をしていても集中できず、限界かもしれないと気持ち自体が萎えていた。
それと同時に「人生を楽しむ」ということをどこかで忘れていたことに気づいた。
どちらかと言うと、苦しい事が多いことの方が僕は成長できると感じていたが、苦しければ苦しいほど、気力の衰えを感じてしまう。
今も苦しいしきつい。楽をするということがなんだかダメなことのような気がしていた以前とは違い、楽ではなく、楽しむという気概を持つようにしようと心がけるようにもなった。
人生の楽しみ方は人それぞれ。あらゆる楽しみ方がある。そこに否定も肯定もない。
周りを見てると苦しさはあるが、自分なりの楽しみ方とうまく折り合っていければと思う。