お金との付き合い方についての考察
お金は価値の交換手段であると言われる。
つまり、自分が何に価値を置くかで、そこを考えた上でお金を扱っていくことが正しいお金の使い方と言えるだろう。
ただしこういう考えに至ったのは、ごく最近のことで、それまでの僕はただ入ってくる給料を何となく使い、給料日を指折り数える日々を送っていた。
給料日のことを考えながら、毎日の生活を送ることほど辛いものはない。
携帯の課金ゲーム、英会話教室、専門学校。
投じたお金はきちんと回収できただろうか?
今後の自分の人生を考えた中で、僕はお金との付き合い方を考えるようになった。
ただただ不安だった。明日にでも職業がなくなってしまうのではないかと途方にくれることもあった。
部署の異動を経てその思いはさらに強まった。
家計簿をつけるようになった。健康に配慮する生活を意識するようになった。
そして自分が価値を感じないものはすっぱりとやめるようにした。
一定額を毎月貯金するようになった。
お金のことを話すことは卑しい、ケチくさいという部分もあるようだが、自分の人生に真剣に向き合おうとするきっかけにもなった。
自分が本当に何に価値を見出すか?そういう付加価値のある自己投資こそよりよいお金の扱い方ではないかと思う。