ラブ&ビジョン
最近本業とは別に複業という形で、ビジネスをしている人に会うことが多くなった。
好きなことやもともと取り組んでいたことと、自分の使命感や人生におけるミッションがマッチングした時、それがナリワイとなる。まさに事業であり、ビジネスである。
最近、仕事をいい意味で捉える言葉に出会った。
仕事ではなく志事
ただ仕えるのではなく、志(=ビジョン)を設定して取り組む。仕えるというと受動的な意味合いが多いが、志は能動的な意味で捉えられる。
ここで有名なレンガ職人のエピソードがあるので紹介したい。
目の前のあるものを作業と捉えるか、社会に対する価値提供と捉えるか。
ここに大きな二極化があるように思う。
好きなことを仕事にできる人は1割にも満たないと聞いた。もっといえば、ビジョンを持って仕事を出来ているひとはほんと少数なのだろうと考えられる。
先だって志(=ビジョン)と書いてみたが、このビジョンや志とは具体的にどのことをいうだろうか?
ビジョナリーワークを提唱する鵜川洋明氏の本書にはこのビジョン(VISSION)について以下のような記述があった。
現状からは飛躍しているが、実現を信じることが出来る未来像
これは、「プロデュース能力」の著者佐々木直彦氏の引用であるらしいが、
- 作者: 佐々木直彦
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2008/12/19
- メディア: 単行本
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具体的に言うと以下のようだろうか?
- 自分の未来がこうなったらいいな?
- こんなことができたらいいな?
このワクワク感というものだろうか?
このクエスチョンマークは、別に否定ではなく肯定的な意味合いを持つ。
未来や社会を僕たちはどのようにしていきたいだろうか?
自分が実現したい社会はどのようなものなのだろうか?
この問いに答えることこそ、国が提示している「1億総活躍社会」の本質にあるように思う。