お悩みマンの未来日記

今感じたことを未来につなげるために、1人の働き人として役立つ記事を発信します。

創意工夫こそ成長に大事なことではないか?

もう数年前だったか、僕が大学3年生のときに行った就活のセミナーで登壇された方が「会社に入って伸びる人の条件」という質問にこう答えていた。

 
「創意工夫できる人」
 
結構あれから時間が経っているのでこのことを久しぶりに思い出した。
 
創意工夫ということを盛んに考え実行するようになったのもやはり部署の異動、環境が変わったことによる。
 
「創意工夫」=具体的な言葉に置き換えると、「今よりもっといい方法はないの?」と自問自答することに近い。
 
仕事で行き詰ったとき、そんな基本に立ち返るとよいのかもしれない。
 
金田博之氏の著作を読んで僕はそう感じることができた。
 

 

 

仕事に才能はいらない

仕事に才能はいらない

 

 

 外資系ソフトウエア企業で最初についた仕事はDM発送係という地味な仕事。しかし数年後史上最年長での部長昇格。グローバル全社員の上位2%に6年連続選出されるというその金田氏が大切にしてきたことは以下の働き方の鉄則というものだそうだ。

 

鉄則1 雑用のような仕事でも、与えられた仕事には全力で取り組む

鉄則2 プライドを捨ててあらゆる人に教えを請い、いいところを

    真似る。

鉄則3 視点を変え『もっといい方法はないか』と工夫し続ける。

 
鉄則1、2は基本の「き」の部分だけれど、この土台というべきものをきっちりと積み重ねていくことが重要な気がする。
そのうえで、改善を加え、よりよいものをしていく。
 
稲盛和夫氏の著作「生き方」においては「創意工夫」をこんな風にとらえている。

 

生き方―人間として一番大切なこと

生き方―人間として一番大切なこと

 

 今日よりは、明日、明日よりは明後日と、少しづつでいいから。かならず改良や改善をつけ加えていくこと。

 

それは一日という人生の単位をまさに真剣に生きていくことに他ならない。  
 
 
僕が常日頃愛読している同氏の著作「働き方」の一節にこんな言葉がある。
 

 

 

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

 

 

 

今日一日を精一杯努力しよう。今日一日を懸命に働けば明日が必ず見えてくる。
今月を精一杯がんばろう。今月を精一杯がんばれば来月が見えてくる。
今年一年を充実させよう。今年を充実させれば来年が見えてくる。
 
 
自分自身よりよく生きたい。と常にそう願っている。
 
自分に今一番ふさわしいキーワードはこの「創意工夫」であるような気がする。