読書ノート〜毎日15分自分と向き合えば、欲しい結果がついてくる〜
最近自分とうまく向き合えていなくて、いろいろきっかけを探していた時にこの本に出会いました。
このテーマである「欲しい結果」を出すためには、
- 自分の欲求や怖れに向き合うこと。
- 自分自身と対話をすること。
を著者は説いています。
不安や怖れ
世の中には「影や形の見えない不安」が渦巻いているような気がします。
不安から何かしなければと行動を起こすけれども、それで本当に自分は満たされるのでしょうか?
私自身、そういった見えない危機感を思い込みすぎてそれに従ってみても振り回されるだけで自分は本当に何がしたかったのかという本質的な問いは今も消えません。
著者はこう言っています。
人生を変えるためには大事なことは、これ以上多くを学ぶことではなく、自分の中にある怖れと向き合うこと。人生を変える第一歩は、怖れと自分の一体化から抜け出し、気づきの位置に自分を置くこと。
私はハッとしました。
学びではなく→怖れと向き合う。
そうです。私は結局未来に悲観してそのために行動している自分に気づいたのでした。
- 英語が必要だと思い、英会話学校に行く
- 資格が必要だと思い、資格学校に行く
確かに資格も取ったし、少しのリターンはあったのでしょう。
英語ができる自分。資格を持っている自分。
形の見える「スキル」というものを持つことで何か自分は変われるのではないか?
何もない自分が不安だったのです。
最終的に自分に残ったのは、ローンの元本と利息のみでした。
自分を変えるには自分を肯定することから始めよう
著者はこうも言っています。
大事なことは他人のモノサシに自分をジャッジするのではなく、自分自身で自分でOKを出すこと。自分を肯定し、自分を認めること。それが自分のモノサシで生きるということのなのです。
自分を認め、自分のモノサシで生きる。
自分が未完成であることを認める。
ダメで怠け者な自分も認める。
自分の野心に素直になってやりたいことをやる。
自分に自信がないから、新しいことをたくさん学ぼうとしてでも学んだ気になって、
それって現実逃避だなと、
自分を変えるためには、自分の内側の欲求に素直になって、
「いいんだよ。それでいいんだよ。」
内側から変えていくことでしかないと、
自分と向き合うための時間づくり
社会では日々様々な情報が流れています。
こういう情報に惑わされて、自分を見つめてみること、自分を大事にしてあげる時間が少なくなっているような気がします。
そんな時は自分の心の声を聞いてみてあげてください。
著者は毎日カフェで15分ほど、自分と向き合う時間を作っているのだそうです。
もしも自分と向き合う時間を持つことがなければ、私はずっと同じところでグルグルと悩み、同じ苦しみを人生に招き、一向に人生が前に進まなかったと思います。自分と向き合い、自分と対話する時間。その時間が私という人間をつくってきました。
もしお金や時間が自由になったら何がしたいだろうか?
私は以前こんなブログを書いたことを思い出しました。
本当の素直というものは、「ありのままを受け入れて生きる」ことなのではないでしょうか?
さっそく私は明日から実践していきたいと思います。