新入社員の方に贈りたい3つのこと
今日は4月1日。
全国で入社式が執り行われ、大学を卒業した若者が晴れて新社会人の一歩を踏み出す日となった。
新社会人にとって未知の世界である「社会」というその深遠な世界。
そこで生きていくコツなど、自分が感じたことを踏まえて少し話してみたい。
お金を正しく扱う
先日こんなつぶやきをした。
新入社員の皆さんにこれだけは言っておきたい!
— お悩み☆リーマン (@wickyday) 2016年3月31日
・お金の使い方にはこだわって使いましょう。
お金の管理ができないと後で後悔するのは自分です。
お金の管理というと、何か家計簿をつけないといけないのだろうか?と感じるかもしれないが、今は便利な家計簿アプリなんかもある。
収入と支出のバランスを的確に保ち、健全な家計に勤めよう。
一番やってはいけないのは、お金を何に使っているのかわからないという状況である。「生き金」、「死に金」という考え方があるが、自分が使ったお金が本当に意味のあるお金の使い方(他人を喜ばせるとか)ができるように、お金を上手に使うことがとても重要だと思う。
ただとはいっても少しは将来のためのお金は貯めるべきであると思う。
貯める仕組みづくりで有効なのは、先取り貯蓄という方法である。
余った分で貯金をするのではなく、あらかじめ天引きした分で生活をやりくりするということを指す。
会社にはほとんどの場合、財形貯蓄が存在するので、それを活用するか、ない場合は銀行の自動積立定期預金を利用すると良い。
数年後には結構な金額が貯まっていることだろう。
お金との付き合い方は、早いうちから身に着けて損はない。社会を生き抜くうえで本当に必要不可欠だし、一生使える教養でもあるからだ。
素直さという武器
今までは分からなければネットで調べたり、教科書を開いたりしたらある程度こたえらしきものが見えてきた。
それが今までの学校の中での生活だったと思う。
ただし社会は常に答えのない難問にぶつかる。
多くの人が絡み合い、思惑が変化する中で、最適な解は毎度毎度違う。
いわば教科書のない世界をこれから生きることになる。
わからないことが当たり前だから、まずは積極的に教えを乞う姿勢がすごく重要になる。
その根幹をなすのが、素直さである。
まずは言われたことをやってみること。
わからないことがあれば聞くこと。
新社会人であればこそ、この武器が身を助けることになる。
記録の継続
新入社員であれば、業務日報などを書く機会があるだろう。
記録するもしくは書くという行為は振り返り・反省の意味を持つ。
今日うまくできなかったことをどうすれば明日うまくできるだろうか?
という具合にその日のことを振り返り改善策を見つけることで日々の成長につなげていくことが重要だと思う。
業務日報がなければまずは1行でもよいので、日記を継続してみることをおすすめする。
「仕事に才能はいらない」の著者である金田博之氏は、1行日記を実践しており、こんな使い方をしているそうだ。
転記する内容は、自分の行動に結びつけるべき内容です。
それを1日1行、必ず書く。
たとえば、ここに「トップに怒られ慣れておく」と書いて
ありますが、トップに怒られて落ち込んだときに書いたものです。
よく考えたら、上に立つことはそれだけトップにプレッシャーを
かけられ、怒られる機会が増えるわけです。
怒られ慣れれば経験値が高くなる。
ただし、怒られっぱなしではもちろんいけないので、
次回どう行動するかを右矢印を引いて書いておく。
「必ずバックアップを打つ」と。
これはバックアップを忘れていて怒られたんですね。
「1日1行」書くだけで仕事力がアップする | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ちなみに筆者はDay Oneというアプリを使い、日記や日々のネタ帳として使っている。
現状App Storeのみ対応なので、androidユーザーは使えないようだが・・・
終わりに
ランチタイムに久しぶりに外を歩いてみると、入社式を終えたであろう新社会人の方が群れを成しているのを見かける。
彼らはとても顔が晴れやかとしていて希望に満ち溢れている、そんな感じだった。
同時に月日が変わり6年目のスタートを切ったという実感がわいてきた。
帰りがけに書店に立ち寄ると、「入社1年目」というキーワードよろしく、まさにこれからの新社会人向けの本が並んでいた。
ディスカバー21では、「やるじゃん」シリーズならぬ新社会人向けの教養本が多数発売されているのようなので、チェックしてみてもよいかもしれない。
まとめ
新社会人に贈りたい3つのこと
- お金を正しく扱う → 意味のあるお金の使い方をしよう!
- 素直さという武器 → わからないことは積極的に聞こう!
- 記録の継続 → 記録を成長の糧にしよう!
さて、明日は友達の結婚式で、久しぶりに遠出します。
楽しみ!